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MCDM(Mike Conley Dark Morph)の真実

MCDM(Mike Conley Dark Morph)リキエナスゲッコーをしっかり見ている方なら

一度は「MCDM(Mike Conley Dark Morph)」という名前を耳にしたことがあると思います。

特徴がはっきりしていて、昔から注目されてきたラインのひとつです。

今日はこのラインの歴史や魅力、そしてよくある誤解について

落ち着いて整理してみます。


1. 初期は「コギス」として扱われていたライン


私がリキに入門したのは2010年頃でした。

当時、この「マイク・コンリー・ダークモーフ(MCDM)」系の個体が

あちこちで「コギス(Koghis)」として販売されることがよくあったんです。


その頃はMCDMに関する情報が少なくて

「まあそんなものか」と流されるケースも多かったと思います。

でも時間が経って、リキに興味を持つ人が増えてくると

観察できる特徴が“ピュアなコギス”の基準とは明らかに違うことが分かってきました。

骨格、パターン、色の出方などが、コギスの典型と少しずつズレていたんですね。



2. MCDMの核は「不規則さ」


MCDMを理解するうえで大事なのは、このラインが持つ“幅”と“予測できなさ”です。


✔️ パターンありの個体

  • 暗いベースの上に、淡い/くっきりしたパターンが入る

✔️ パターンレスの個体

  • パターンがほとんど出ず、単色っぽくスッとまとまるベース

  • 体側に点が出ることもあります


つまり、「MCDM=パターンレス」という捉え方は正確ではありません。

このラインにはパターン個体とパターンレス個体が共存していて

決まった型よりも“個体ごとのキャラクター”のほうが強く出やすいんです。


3. なぜ「ピュアローカル」として見にくいのか?


リキエナスのピュアローカルは、かなり厳密な基準で見られます。

体型・色・パターンが、特定の地域の特徴を一貫して示している必要がありますよね。

ただ、MCDMはその点で当てはまりにくい部分があります。


  • パターンの有無が一定ではない

  • 形態的な要素がコギスと完全に一致するわけではない


なので、特定のローカル(Locale)として括るよりも

「ローカル」ではなく「ライン」として捉えるほうが自然だと思います。


4. MCDMが持つ特別な魅力


“規則的じゃない”からこそ、逆に目を引くラインです。

個体ごとに雰囲気が違うので、コレクター目線だと選ぶ楽しさが大きいんですよね。


  • 暗くて重みのあるベース

  • 不規則に出るパターン

  • パターンレスの個体もいる


「その個体だけの魅力」を見たい方には、かなり刺さるラインだと思います。


5. テラニマのアイザックから見たMCDM

いろいろなタイプのリキエナスに触れている立場からすると

MCDMは単なる“ダーク系の個体群”というより

「個性がはっきりしたライン」という印象が強いです。


同じラインでもそれぞれ雰囲気が違いますし

ブリーディング次第で面白い結果が出ることもあります。

この“ルールのなさ”こそが、MCDMを継続して探している飼育者が多い理由なのかもしれません。



まとめ


  • MCDMは一時期「コギス」として販売されていたことがあるものの

    ピュアコギスとは明確な違いがある

  • パターンタイプ/パターンレスタイプの両方が存在する

  • 特定ローカルとして括るより、「ライン特有の不規則さ」として理解するほうが自然

  • 個体差(個性)が強く、コレクション性が高い

 
 
 

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